Jリーグ昇格を目指すJFLの「ラインメール青森」の柴田峡(しばた・けい)監督がパワーハラスメント行為などで9月22日まで謹慎処分となりました。8月の練習試合中に選手などに対して暴言があったということです。

謹慎処分を受けたのは、2022年シーズンから「ラインメール青森」を指揮する柴田峡監督です。

クラブによりますと、柴田監督は8月19日の練習試合中に選手を指導する際、パワーハラスメントにあたる「暴言」があったということです。

その後、クラブが選手やスタッフへの聞き取りなどを進めた結果、今シーズンの公式戦でもハーフタイム中にホワイトボードや作戦盤を叩きつける行為が確認されたということです。

柴田監督は事実関係を認め、選手に謝罪したということです。

クラブは先週末にJFLに事態を報告し、5日になり9月22日まで自宅謹慎などの処分としたと発表しました。

ラインメールは、柴田監督就任初年度の2022年度に4位、昨年度は5位となっていましたが、今シーズンは首位と勝ち点15差の6位と苦戦しています。

謹慎期間中の前節の試合からは村上和弘(むらかみ・かずひろ)ヘッドコーチが代行で指揮をとっています。

処分を受けてラインメール青森は「コンプライアンス体制を強化・徹底してまいります」とコメントしています。