長野県内の夏山シーズンの遭難者が125人と過去10年間で最も多くなりました。
「体力面でのミスマッチ」による疲労での救助要請や「道迷い」なども目立ちます。

山岳遭難 緊迫の救助現場 

北アルプス白馬岳で救助された女性は、下山中に熱中症が原因と見られるけいれんを起こし、行動できなくなりました。

標高およそ1750メートルの登山道で、県警山岳遭難救助隊の隊員が、ヘリから降下し救助にあたりました。

救助隊:「まだちょっとけいれんしているかな」「私と一緒に上がるからね」

救助隊:「全く腕はきかない?」
女性:「ひらけない」

救助隊「水はどれくらい飲んだの?」
女性「結構(飲んでいた)」


女性は病院に運ばれたものの、大事には至りませんでした。