台風10号が消滅した後も、4日午前中まで3日間も強い雨に見舞われた関東地方。

週末からは夏の高気圧が強くなり猛暑が復活します。

夏と秋の高気圧勢力争いで

関東地方に、3日間も雨が続いたのは前線が停滞したことが原因です。

前線は、種類の違う2つの空気がぶつかるところにできます。

今回ぶつかったのは、夏の高気圧と秋の高気圧。

南東にある夏の空気と、北西にある秋の空気がほぼ同じ勢力でぶつかったため、ほぼ3日間前線が動かず停滞してしまい関東周辺で不安定な天気が続いたというわけです。

一方で、秋の高気圧に覆われた九州などは、湿度が下がってかなり過ごしやすい陽気になりました。