東日本大震災からまもなく13年半となるのを前に、大船渡警察署の署員らが岩手県陸前高田市の海岸で行方不明者の捜索を行いました。

「黙祷!」
捜索が行われたのは陸前高田市気仙町の要谷漁港です。
4日は大船渡署の署員14人と岩手県警航空隊の隊員4人の合わせて18人が捜索に参加しました。

陸前高田市では今も201人の行方が分かっておらず、署員たちはレーキや熊手などを使い、手がかりにつながるものがないかを探していました。
(菊地和也巡査長)
「わたし自身、大船渡出身ということもありまして何年経っても東日本大震災というのは忘れられない出来事ですし、何か一つでもご遺族の方にお返しできればという思いで活動を続けています」

県内では7月末現在、1107人の行方が分かっていません。