岩手県内で飼育された牛の品質や体型の美しさを競う「畜産共進会」が4日岩手県雫石町で始まり、初日は黒毛和種の審査が行われています。

黒毛和種の審査には雫石町のJA全農いわて中央家畜市場に6つの部門で合わせて48頭の雌が集められました。
牛の体型は横から見た姿が長方形で、後から見た時に丸形になっているのが理想とされています。
審査員は体型をはじめ、筋肉の付き方や骨格のバランスなどを入念にチェックしていました。
このうち担い手の育成を目的にした後継者の部門では、奥州市水沢の遠藤あゆみさんが出品した「おたまちゃん号」が一等賞に選ばれました。

県畜産共進会は11月9日まで、ホルスタイン種など残る4部門で審査が行われます。