新型コロナのワクチンについて、これまで「推奨」としていた5歳から11歳の接種が、9月から成人と同じ「努力義務」になる見通しです。罰則や強制力はありませんが、同調圧力を懸念する声も上がっています。
◆予約枠が埋まらないことも・・・

RKB川内信江「こちらの小児科では、新型コロナのワクチンを子供に打つことができますが、大人に比べると予約枠が埋まらないことがあるということです。それだけ子供の接種率が低いといえます」

福岡市西区にある下村小児科医院です。5歳から11歳の子供を対象とした新型コロナワクチンの接種を受け付けていますが、希望者は少なく接種率は思うように伸びていないといいます。
下村豪院長「だいたい今、接種率が2割ぐらいですかね。大人に比べると、かなり低いというところはありますね」
◆5歳~11歳は17.9%

国の統計によると、8月29日時点で2回の接種を終えた割合を見てみると、5歳から11歳までの子供が17.9%なのに対し、そのほかの年代はいずれも70%を超えています。

下村豪院長「最近は子供同士の感染とか、子供が学校や園でもらって、お父さんお母さんにうつしちゃうというような小児感染者数が増えていますので、やはり子供の接種を進めていかないといけないのかなという風に感じています」














