先月8日、日向灘を震源とする地震で宮崎県内には、一時、津波注意報が発表されました。
こうした中、宮崎市の小学校では、津波を想定した避難訓練が抜き打ちで行われました。
海岸からおよそ600メートルに位置する宮崎港小学校で行われた抜き打ちの訓練は、授業中に震度5程度の地震が発生し、津波警報が発表されたという想定で行われました。
訓練のことを事前に知らされていなかった児童たちですが、校内放送が流れると、落ち着いた様子で机の下に隠れ、屋上への避難を開始しました。
また、訓練は自力で避難が難しい車いすの児童がいるという想定でも行われ、教員が児童を背負って屋上に避難しました。
(児童)
「静かに避難することができたかなって思います」
「自分の命を守ることが大切だと思います」
(宮崎港小学校・防災教育担当 矢野桂一教諭)
「本校は海がかなり近いので、年間を通して地震津波の避難訓練をたくさん計画しているが、8月の(地震の)影響もあって、生徒たちの意識がすごく高い中で実施できた訓練だった」
今回の訓練では、7分以内に全校児童の避難が完了したということです。
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