パリパラリンピックのトライアスロン競技が2日行われ、日本代表選手のガイドを務めたプロトライアスロン選手・寺澤光介さんを応援しようと出身地の大船渡市でパブリックビューイングが行われました。

寺澤光介さんの地元・大船渡市で行われたパブリックビューイングには、大船渡市民らおよそ80人が集まりました。
寺澤さんがガイドを務めたのは東京パラリンピック銅メダリストの米岡選手です。
2人が得意のスイムでトップに立つと、会場からはスティックバルーンを使った大きな拍手が沸き起こりました。
しかし、その後のバイクで落車して順位を落としてしまい、ランでフランスやイギリスなどの強豪選手に抜かれ、11位でゴール。
入賞は逃しましたが、笑顔でのゴールでした。

(末崎小学校の後輩は)
「寺澤選手はメダルを取れなかったけど、でも一生懸命やっていてサポートもしていたからいいと思いました」
(祖父・寺澤悦夫さん)
「光介、ものすごくいい顔でゴールしたんですよね。だから納得はいかなかったけどもゴールしたことだけでは自分では安心してたんじゃないかね。その顔でしたね。光介、本当にあんないい顔でよくゴールしてくれた」

会場に集まった人たちは世界の舞台での2人の健闘を讃えていました。