実りの秋の到来です。岩手県紫波町で3日、2024年収穫されたコメの品質を調べる検査が始まり、主力のもち米の中でも収穫の早い早生種の「ヒメノモチ」の検査が行われました。

3日は、紫波町にあるJAいわて中央の倉庫に生産者や職員が集まり、2024年のコメの初検査を行いました。
倉庫に集められたのは、JAいわて中央の管内が岩手県内一の生産地となっている町内産のもち米の「ヒメノモチ」およそ50トンです。
検査員は、収穫されたばかりのコメが入った袋からサンプルを取り出し、粒の色や形、害虫による被害がないかを丁寧に確認していました。
JAいわて中央によりますと、管内は4月に気温の高い日が続きやや生育が早まったものの、心配された水不足の影響も少なく収穫は順調に進んでいるということです。

2024年はおよそ6500トンのもち米の出荷を目指します。