宮城県内でものづくりを学ぶ学生が制作した優れた作品を展示する催しが、2日から県庁で始まりました。

県庁で開かれているこの展示会では、県内の高等技術専門校などに通う学生たちが制作した作品26点を見ることができます。

大崎高等技術専門校の「木の家づくり科」の学生が制作した五重塔は、釘などは一切使わず、木材を組み合わせて、高さおよそ2.5メートルの塔を完成させました。

このほか会場には電子制御システムについて学ぶ学生がプログラムした様々な色やパターンに変化するLEDの装置などが展示されています。

訪れた人:
「知っている学校があるから来た。立派だね、みんな作りが。大したもんだ」
宮城県産業人材対策課 伊藤秀雄技術補佐:
「日々の訓練で学んでいる技術がそれぞれの作品に込められているので、そこを見てもらえれば」

宮城県産業人材対策課 伊藤秀雄技術補佐

この展示会は、県庁18階で9月27日まで開かれています。