(スタジオ解説)
與那嶺アナ
ここからは今井記者とお伝えします。桃原さんと佐喜真さんの公約では、両者とも普天間基地の早期返還を訴えていますが、その手法の違いも注目されますね。
今井記者
桃原さんは、辺野古移設には反対の立場です。行政・識者・市民で構成されていた基地対策協議会を再開させ、市民の声を交渉材料に、日米両政府に返還を訴えていくとしています。
例えばうるま市で陸上自衛隊の訓練場の整備計画を市民たちが力を結集して止めた事例も挙げて、市民の力を発揮させたいとしています。
一方で佐喜真さんは、返還合意から28年がたつなかでまずは、返還期日を政府に明示してもらうとしています。また、辺野古移設容認の姿勢を鮮明に打ち出した上でオスプレイなどの常駐機を辺野古も含めた全国に移駐させるなど、返還までの負担軽減を図ると主張しています。
與那嶺アナ
このほかそれぞれの政策はどうでしょう。
今井記者
桃原さんは同性カップルを結婚に相当する関係と認める、パートナーシップ条例の制定など。佐喜真さんは、来年開院の琉大病院と連携しての健康増進事業の展開などを掲げます。
與那嶺アナ
今回の選挙は松川正則市長の死去に伴うもので異例の短期決戦となっていて激しい選挙戦が予想されています。
今井記者
告示日の第一声には両陣営、国会議員や県議らが応援に駆け付けました。桃原さんの出発式では知事自らがマイクを握り市政刷新を訴えました。知事の求心力は低下し、今年6月の県議選では県政与党が過半数を割り込む結果となっていて、その後迎える初めての選挙戦となっています。
佐喜真さんの出陣式には自民公明の国会議員などが参加し国とのパイプを強調し支持を呼びかけました。佐喜真さんは過去に旧統一教会のイベントなどに出席して問題となりましたが出馬会見で、「団体との関係は一切断ち切っている」と断言した上で、「透明性をもって選挙戦に臨む」と話していました。
佐喜真さんは過去のイメージをいかに払拭できるか、桃原さんは無党派層を取り込めるか短期決戦を制するカギとなりそうです。
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