1日告示された宜野湾市長選挙には3人が立候補しています。
このうち、オール沖縄勢力の支持を受ける新人の桃原功さんと、自民・公明の推薦を受ける元宜野湾市長の佐喜真淳さんの事実上の一騎打ちとなっています。
1日の両候補者の模様をまとめました。
●桃原候補の出発式
午前8時半にスタートした桃原さんの出発式。宜野湾市役所近くの歩道は多くの支援者で埋め尽くされました。
▽玉城知事
「(玉城県政が発足して)今この選挙は前に進むか、後にもどるか、2つに1つなんです。後に戻してはいけません。桃原功さんに宜野湾市民の将来を託していこうではありませんか」
▽伊波洋一参院議員
「目の前に広がる普天間飛行場の跡地利用や、PFAS問題などしっかり頑張ってきたのが桃原功候補でございます」
玉城デニー知事やオール沖縄のメンバーが応援に駆けつけました。桃原さんの第一声はー
▽桃原功候補
「市民が1番、暮らしが1番ということを念頭に、本当に市民のために幸せのために暮らしのために進んでいきたい」
緊張感のある出発式を自虐ネタで和ませる場面も。
▽桃原功候補
「皆さんから「ちょっとあんた顔が怖いよ」と。それはそうです。(市議として)28年間も米軍と対峙をしてきました」
桃原さんは、公共事業を請け負う企業が、労働者に適正な賃金を支払うよう定める条例の制定や、車いすマラソンの復活などを訴えています。
●佐喜真淳候補の出陣式
普天間十字路の歩道に支援者あふれる中でスタートしたのは、佐喜真さんの出陣式です。
▽宮﨑政久衆院議員
「青い、宜野湾が一番。市民の会のTシャツを着て臨んでいます。松川市政の継承を佐喜真淳さんでしっかりやりましょうね。みなさん」
▽渡具知武豊名護市長
「(保守系市政になって)街づくりという観点から、名護がどう変わったのか。色んな計画がスムーズに進んでいく。そこはやはり国としっかり対話が出来る市長じゃなければダメなんです。やはり佐喜真淳さんしかいない」
推薦する自民党県連や公明党本部のメンバー、そして保守系市長で構成されたチーム沖縄の市長らが激励しました。
佐喜真さんの第一声はー。
▽佐喜真淳候補
「あの普天間飛行場を絶対(宜野湾市に)返すんだと。松川市長との約束を私に果たさせてください」
普天間基地の早期返還実現を訴え、かつて市長・副市長の間柄だった松川正則さんとの思い出を語りました。
▽佐喜真淳候補
「松川市長」「松川市長を」「松川正則市長と共々に」
松川市長への思いが溢れたのかおよそ11分の演説で、名前を出したのは18回。佐喜真さんは、来年開業する琉大病院と連携した健康増進事業の推進や、子どもの貧困対策強化などを掲げています。
▽比嘉隆候補
「ワクチンを打たないように、断れる環境を作り、健康と命を守ります」
新人の比嘉隆さんは子どもへの新型コロナワクチン接種反対などを訴えて立候補しています。
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