円安や原材料価格の高騰で食品などの値上げが相次いでいますが、新品のモノも“節約価格”を実現させている企業が注目されています。
値上げの秋 “節約” リユース続々 アパレル・家電・自転車も

山内あゆキャスター:
様々な分野で値上げの動きが広がるなか、洋服のリユースに熱い視線が注がれています。様々なブランドを手がけている三陽商会は2024年6月から、リユース事業ブランド「RE:SANYO」を始めました。
まず自社ブランドの衣料品を回収し、丁寧に仕分け・クリーニング・検品をします。その上で、三陽商会が「認定リユース品」として品質が保たれたものを特別価格で販売していくというものです。高級な価格帯も多いSANYOの洋服ですが、最大で9割引きになるそうです。

家電では、パナソニックが2023年12月から「Panasonic Factory Refresh」という事業を行っています。自社製品を回収し、1年の保証をつけて中古の生活家電としてインターネット上で販売をしています。
自転車では、サイクルベースあさひの一部店舗で、これまでもスポーツサイクルや子ども用のサイクルを中古品として売り出していましたが、2024年6月からはシティサイクル=ママチャリも売り出すようにしたということです。
各社、きちんと自社でチェックをしてくれるので安心して購入することができるのはいいですね。
井上貴博キャスター:
そこまで新品にこだわる必要もないですし、メーカーのお墨付きがあるので安心感があります。
産婦人科医 宋美玄さん:
食品と違い、衣類や家電の中古品を使うことはエコで地球に優しい面がありますので、良い取り組みだと思います。