東日本大震災が発生した2011年から続く交流です。
大槌町の大槌学園に2日、秋田県大仙市の中学校から花のプランターが届きました。

大槌学園に届けられたのは、秋田県大仙市の太田中学校の生徒たちが贈ったベゴニアが植えられたプランター100鉢です。
太田中学校は、震災で色が失われた町に「花を届けて応援しよう」と、2011年から生徒たちが育てた花を大槌中学校に贈ってきました。
2016年に大槌中学校が大槌小学校と統合して小中一貫校の大槌学園となってからも交流は続いています。

中学校2年生にあたる学園の8年生の生徒たちは、届いた花をトラックから降ろし、さっそく校舎の階段や駐車場に飾りました。
(生徒たちは)
「きれいな花をたくさん届けてくれて学校がきれいになるので、すごくいいなと思います」
「毎年、登校するときにこの花を見てとてもきれいだなと思っていたので、今回こうして関わることができてすごく嬉しいです」
生徒たちは班ごとに水やりなどの当番を決めて、贈られた花を大切に育てていくことにしています。