大規模化や発生回数が増えている、河川の氾濫による被害を軽減させる取り組みについて紹介するパネル展が岩手県庁で開かれています。

このパネル展は国や県、市町村、関係する企業団体が協力して河川の氾濫による被害を軽減させる「流域治水」の取り組みを知ってもらおうと、岩手県が企画したものです。
会場では住宅の浸水や道路が損傷する被害に対して、県内11の河川それぞれの取り組みを紹介するパネルが展示されています。
このうち2016年の台風10号の災害復旧事業が行われた岩泉町の安家川は、堤防の整備や川幅を広げる工事によって、8月の台風5号で住宅の浸水被害が発生せず、効果が確認されたと紹介されています。

このパネル展は9月13日まで開かれています。