フィリピンの東の海上に“台風の卵”の熱帯低気圧が発生しました。24時間以内に台風へ発達する見込みです。フィリピンの東をゆっくりと北西へ進んでいます。

台風から変わった熱帯低気圧は、 1日午後9時には尾鷲市の東約50キロの半径75キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1002ヘクトパスカルが予想されます。

台風10号の進路予想図(1日午前9時)気象庁HPより

▼2日午前9時には富山市付近の半径120キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1006ヘクトパスカルが予想されます。

【拡大図】台風10号の進路予想図(1日午前9時)気象庁HPより

引き続き、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

大気の状態は不安定、雷伴う激しい雨に警戒

■雨の予想
西日本や東日本では、2日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。

▼1日午前6時から2日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 120ミリ
東海地方 200ミリ
北陸地方 80ミリ
近畿地方 150ミリ

▼その後、2日午前6時から3日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東海地方 100ミリ
北陸地方 80ミリ

24時間降水量(1日午前6時10分まで)気象庁HPより