東北各地のこけしが一同に集う全国こけし祭りが8月31日から大崎市で開かれ、全国から集まったこけしファンで賑わいを見せています。
大崎市鳴子温泉で毎年開かれている全国こけし祭りは、今年で69回目を迎えました。

メイン会場となっている鳴子小学校の体育館には、地元の鳴子系を始め、白石市の弥治郎系など11系統、およそ2000点のこけしが並びました。

展示しているこけしのほとんどは購入できるため、訪れたこけしファンは表情や模様などを吟味しながら、お気に入りのこけしとの出会いを楽しんでいました。
京都のこけしファン「いろいろ見てこの子だと思うこけしを連れて帰る」

東京のこけしファン「こけし好きの人の熱意に圧倒された。いろんなこけしに出会えたらいい。温泉もすごくよかった」

祭りは9月1日まで開かれ、会場では地元のこけし工人による実演や絵付け体験も行われています。