人手不足の解消につながることが期待されています。医療や介護の現場で活躍する最新のロボットの展示会が、30日から仙台市で開かれています。
青葉区で始まった「医療と介護のロボット展」には県内外から42の企業が出展し、医療や介護の現場で活躍する最新のロボットが並べられています。

信州大学発のスタートアップ企業が開発した歩行支援ロボットです。ロボットを体に取り付け、歩くペースや歩幅を測定します。

モーターが腰や足の関節の動きをリズムに合わせてサポートするため、足にかかる負担を少なくしてリハビリを続けることができます。
また、こちらはベッドや車いすからの移動を助けるロボット。これまでは介護職員が体を抱え上げて補助しなければなりませんでしたが、電動で楽に体を支えられるため、転倒などのリスクを減らすことができるということです。

この催しは最新のロボットの機能を知ってもらい、医療や介護の現場での人手不足の解消につなげようと開かれているもので、今年で7回目です。
訪れた人は担当者の話を聞きながら最新のロボットの性能を確かめていました。
訪れた人:
「どこの事業所もスタッフがいないと言っている。人的な動力に頼るところがすごく多いので、少しでもロボットとか使えるものがあれば、使いたいと思っている」「あったらいいなと思うようなものとか、私たちの気付かないところに着目して出してくれているものもあるので、改めて気付けるところがある」

「医療と介護のロボット展」は仙台市青葉区のアエルで31日まで開かれています。