大内希美アナウンサー「こちら女の子が保護された山形市の白山地内です。普段から交通量が多い場所なのですが、女の子はこうした車道と歩道の間をふらつきながら歩いていたそうです。そしてこの日は土砂降りの雨が降っていて、女の子は傘を持たずに歩いていたということです」

長岡美恵子さん「大雨で暗い中ひとりで歩いていたのでゆっくり見守りながらきたら車道にも出てきたのでこれは交通事故になりかねないと緊急性を感じた」

この日は山形県が梅雨入りした日でした。
この時間帯は一時間におよそ9ミリの雨が降り雷もなっていました。
土砂降りの雨の中、長岡さんは車を止め外に出て、女の子に声をかけたそうです。
長岡美恵子さん「お父さんお母さんはどうしたの?どこに行くの?みたいな声をかけたと思うが、わーって」

女の子は半ばパニック状態で会話もままならなかったといいます。
そこに通りかかったのが菅野さんでした。
菅野さんも車に乗っていて、最初は右車線を走っていたため止まることはできませんでした。
菅野あやさん「様子もおかしかったし車道に出てきたのも見えていたのでUターンして戻った」

傘をもって駆けつけた菅野さんが女の子とコミュニケーションをとる間に、長岡さんは近くの会社の駐車場に車を移動させました。
そして、車の中で女の子を一時保護しました。
長岡美恵子さん「車にタオル一枚あったので体や頭を拭いてあげた」
菅野さんは近くの店にいき、通報するよう求めました。
小さな女の子は、誤って1人で家から出て帰れなくなっていました。行方不明届も出されていたということです。
