8月も終わりです。連日厳しい暑さが続いた今年の夏はどんなものが売れたのか、夏の出来事とともに振り返ります。

◆観測史上最も早い梅雨明け

観測史上最も早い6月に梅雨明けが発表された今年の夏。福岡市では35℃以上の「猛暑日」となった日数が19日に上るなど、連日厳しい暑さが続きました。
そんな暑さを吹き飛ばしてくれたのが・・・プールです。福岡市東区の海の中道サンシャインプールは、感染対策を取りながら3年ぶりに営業、連日多くの人で賑わいました。スポーツ用品店でも水泳関連の商品の売り上げが好調でした。
スーパースポーツゼビオ キャナルシティ博多店 浦井健一郎店長「サンシャインプールがオープンということもあって、水着、水中眼鏡、マリンシューズ、ライフジャケット、海・プールで使うものは非常に人気でした。去年の3倍ぐらい、2019年のコロナ下前の約1.5倍販売できました」

◆熱中症対策で“白い靴”人気

RKB小松久里子「ほかにも売れ行きがよかったのが、こちらの白い靴なんですが、一体何の競技に使う靴か分かりますか?」

正解は・・・野球です。熱中症対策として高校野球でも、おととしから白いスパイクの着用が認められ、一躍人気となりました。ただ、今年は新型コロナの影響で品薄の状態が続いたそうです。

浦井健一郎店長「コロナで東南アジアの工場がロックダウンして、全然間に合っていなくて、学生さんたちに全部届けることができなかったのは今年一番辛かったことですね。ずっと需要は伸びていて、多分在庫があったら1.2倍とか1.3倍売れたんだろうなと思っています」

◆エアコン・カメラも好調

家電量販店では、去年に引き続きエアコンの売れ行きが好調でした。

ヨドバシカメラ マルチメディア博多 菅野貴之副店長「節電がポイントになっておりまして、省エネモデルのエアコンが非常に多く売れております」

また、防水機能がついたカメラや、動画の撮影や編集が簡単にできる初心者でも楽しめるカメラもよく売れました。