庄内地域に根付いて長年活動を続ける美術団体の展覧会が、鶴岡市で開かれています。絵画の魅力について考えられる内容になっているようです。
ヨーロッパで盛り上がりをみせた、西洋絵画の美術運動に影響を受けて設立された美術団体、白甕社(はくおうしゃ)。


その設立100周年を記念し、団体の歴史を紐解く展覧会が鶴岡市の致道博物館で開催されています。
躍動するタッチで描かれる油絵の数々。従来の絵画になかった表現手法は、多くの若者を惹きつけました。

庄内の地に数多くの才能が集まった理由、それは東京美術学校で日本画を学んだ小貫博堂(おぬきはくどう)が明治時代に鶴岡市に赴任し、優れた美術教育を学ぶ土壌が育まれたからだと言われています。

一見、理解が難しい作品には解説が添えられていて、作品に対する興味を深めてくれます。


庄内から絵画の魅力を問いかける、白甕社100年を記念する展覧会は、来月16日までの開催です。
