戦前から戦後にかけて、フランスで活躍した彫刻家・高田博厚の作品展が、岡山市北区で開かれています。


高田博厚の代表的な題材、フランスの文豪「ロマン・ロラン」の肖像彫刻です。

高田博厚は石川県出身で、1931年に30歳で単身パリに渡り、戦前から戦後にかけて28年間フランスで活躍しました。


展覧会には、高田が日本に戻って制作した彫刻を中心に、30点あまりが展示されています。


「ロマン・ロラン夫人」はロマン・ロランをモデルにした作品が行き詰まった時に気分を変えるために作った作品ですが、今では高く評価されています。


同じ時期に活躍した芸術家の作品も展示されているこの展覧会は、9月12日まで岡山市北区の丸善岡山シンフォニービル店で開かれています。