先月、那覇市の複合施設で有機フッ素化合物=PFASを含む水が漏れ出た問題について、市はPFASが残っているとされる水槽の内部を防水塗装するなどの対策を検討しています。

先月18日、那覇市安謝にある複合施設に設置された消火設備の配管から、人体への有害性が指摘される有機フッ素化合物=PFASを含む消火用の水が漏れ出た問題では、市は今年3月にタンクを入れ替えていましたが、タンクと連結した地下の水槽に残ったPFASが流出したとみられています。
この問題を受けて知念市長は、今後水槽を洗浄した場合も後からPFASが出てくる可能性があるなどと説明しました。

そのうえで今後の対策として、PFASが残っているとされる水槽の内部を防水塗料でコーティングするなどの方法を検討しているということです。