台風の接近が近づく中、高知県内各地で備えが進んでいます。高知市では農家がビニールハウスの補強やネットの撤去などの対応に追われています。高知市春野町では農家の人たちがビニールハウスを補強するなどの対策に追われていました。

普段、スイカを育てているというこちらの男性は3日ほど前から台風対策を進めていて、28日は防虫ネットが飛ばないよう作業していました。

(農家)
「前はちょっと乱雑に作っていたので、全部浮いて飛んでいった。今度のは特に心配ですね。強い風が吹くということなので危ないですね」

JR高知駅では坂本龍馬像などの三志士像が台風の接近に備えて一時的に撤去されました。

2019年以来、14回目の「避難」で、高さ5.4m、重さが400kgの像はクレーンでトラックに積まれました。

(県観光コンベンション協会 政岡直輝 主査)
「安全性を考慮した一時避難なので、大変申し訳ないが、ご了承いただけたらと思う」

点検も兼ねた一時撤去で、再設置は、1か月から2か月後だということです。