おととしの台風14号で、耳川が氾濫し、浸水被害を受けた宮崎県美郷町の和田地区では、台風への備えが進む一方、被害を心配する声が聞かれました。
美郷町和田地区で、自動車の販売や修理を手がける川田和久さん。
これまで4回、工場が浸水被害を受け、おととしの台風14号では、3メートル余り浸水し、およそ1000万円の被害がでました。
28日は、工具や機械などを車に積み込み、高台にある倉庫に避難させる作業に追われていました。
(川田和久さん)
「心配ですね。4回も浸かれば、いろいろ考えることもあるし、地元の人たちがけがもなく、人災もなければ、それでいいかなと思ってます、今はですね。もう備える、待ち構える、あとは逃げる、それだけですね」
また、同じ地区に住む峰 元章さんは、おととしの浸水被害のあと、自宅をリフォームしたばかり。
自宅横を流れる耳川の様子や雨の降り方を気にしていました。
(峰 元章さん)
「(耳川の)水位が上がってくれば、その前に逃げないとしょうがないかなと避難せんといかんかなと思っている。心構えだけはしている」
おととしの台風14号で、和田地区全体では、住宅16棟が浸水。
住民の要望を受け、県は、住宅のかさ上げ事業に今年度から着手していますが、完了は数年先の予定です。
(和田地区被災者の会 三股哲也 代表)
「工事が終わるまではなかなか予断を許さないところがあるのではないか。こういったものは、1年に何回かですが、来るたびに危機感を覚えながらの生活になるのかなという気はします」
浸水被害がたびたび発生している和田地区。住民たちは不安を抱えながら備えを進めます。
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