現在、非常に強い勢力で九州に近づいている台風10号についてです。

台風は31日にエリアに最接近する見込みで気象台では警戒を呼びかけています。

(岡山地方気象台 観測予報管理官 足立誠さん)
「予報円がかなり大きいですので、進路やタイミングが大きくずれる今後予想があって不確実性が高い」

岡山地方気象台がきょう午後会見を開きました。それによりますと、現在、非常に強い勢力で九州地方に近づく台風10号について現時点の予想では今月31日に岡山県に最接近する見込みだということです。

しかし現在、台風の進路が定まらないことから接近のタイミングが変わる可能性があるとしています。

(岡山地方気象台 観測予報管理官 足立誠さん)
「不要不急の外出は台風が迫ってくる直近等は特に避けて頂きたい」

台風10号による交通機関への影響です。

JRによりますと、山陽道新幹線ではあす(29日)の午後から、一部の列車で計画運休の実施を行うとしています。

瀬戸大橋線はあすの昼過ぎがら終日、強風が予想されるため運転を見合わせます。

フェリーは高松~土庄を結ぶ小豆島フェリーがあすからの2日間始発から終日欠航を決めるなどその他の航路にも乱れが生じています。