■双葉町の隣・大熊町 過半数“戻らない” 理由は…?
ホランキャスター:
双葉町のお隣に、大熊町があるんですけれども、こちらは双葉町よりも一足先に、2022年の6月に避難指示が解除されました。
そして帰還に向けて、大熊町も電気・水道・インターネットなどインフラの復旧に努めたり、飲食店や美容室が入った商業施設をオープンしたんです。
元々住んでいた住民の方々に戻って来ていただくだけではなく、新しい人たちにも来てもらおうということで、町内で新たにビジネスを始める人向けの起業・事業を支援するインキュベーション施設をオープンするなど新たな住民の方々が来てもらえる工夫をしているということなんです。
なぜこういった取り組みを行ったのでしょうか?
大熊町に住民登録している方に行った“大熊町の住民の帰還意向について”
のアンケート調査(2022年2月公表)によると

▼既に大熊町で生活している 2.5%
▼戻りたいと考えている(将来的な希望の含む)13.1%
既に大川町で生活している・戻りたいと考えているという方々は15%ほど。
▼戻らないと決めている 57.7%
もう戻らないと決めている方は60%近かったんです。
戻らないと決めている理由で、最も多かったのは、
▼すでに生活基盤ができている 60.7%
そのほか
▼避難先の方が生活利便性が高い 42.0%
▼医療環境に不安がある 37.7%
▼生活に必要な商業施設などが不足 32.9%
▼家が汚損・劣化し住める状況ではない 25.0%
(※帰還の意向で「戻らないと決めている」と回答した方のみ)
こういった理由からもう戻らないと決めている方が多い。なので、新しい方々に来ていただこうという工夫を大熊町では行っているということです。
井上キャスター:
コロナ禍で、リモートワークがこれだけ普及しましたので例えば政府が主導して思い切っても経済特区とかにする、税金を大幅に免除するとか、子育て世代大幅に優遇しますとか、何か思い切った政策はぜひお願いしたいと思いますね。
星さん:
一部はやっているようです。大企業も誘致したりしてそれに乗っている企業もあると思いますけども実際には、昔住んでいた人が戻らないのに新しい人がいきなり行けるかというと、そこはなかなか難しいとこですので、政府がいろんな誘導策をやっていくことと、企業側もそこは自主的にね決断してもらいたい部分は多いと思いますね。














