盛岡地域の工務店7社が合同で開設する住宅展示場の事業説明会が、27日盛岡市で行われました。2025年1月のオープンに向けて賛同者を募りました。

説明会を企画したのは盛岡市と岩手県滝沢市、雫石町に本社がある工務店7社でつくる「IWATEなないえプロジェクト」です。

27日は金融機関や取引先の企業など、岩手県の内外から合わせて300人が参加しました。
この7社は同業者同士のライバル関係の垣根を取り払い、盛岡市向中野の分譲地、面積およそ1600平方メートルに、共同運営する合同の住宅展示場の開設を計画しています。

9月には7社すべてのモデルハウスが着工し、オープンは2025年1月の予定です。
このプロジェクトでは、工事の受注が県外の会社へ流出するのを防いで地域が活性化することを目指していて、今回の説明会を通して協力業者を募り、展示場の運営費やPR費用の確保に向けて支援を呼びかけました。

(プロジェクトメンバーは)
「こんなに小さい会社でもたくさんの人の力を借りて、大きなチャレンジができると私は思っています。皆さんも一緒にチャレンジしていただきたい」

合同の展示場は、7社のモデルハウスが完成予定の12月にプレオープンするということです。