コメどころの宮城県大崎市では27日、先週、収穫された新米の初検査が行われ検査されたすべてのコメが「一等米」と判定されました。
初検査を受けたのは8月20日から23日にかけて大崎市三本木地区と松山地区で収穫されたコシヒカリ系の極早稲種「五百川」およそ4トンです。

27日は、JA古川の検査員がサンプルとして抜き取った玄米に含まれる水分の割合や粒のつや、形などを調べました。今年は順調に生育したということで検査の結果、全て最高品質の「一等米」と判定されました。
JA古川 齋藤俊之検査員:
「粒の張りも良くつやがあり透明感あるコメだった」

生産者 齊藤作郎さん:
「期待できる美味しいコメに出来ている。安心した感じ」

「五百川」は粒がやや小さめなものの、張りや程よい粘りがあり、JA古川管内では、2戸の農家が2.1ヘクタールで栽培しています。

27日検査された新米は9月上旬から主に県内のスーパーで販売されます。