アメリカのトランプ前大統領が政府の機密文書を違法に所持していた事件で、事件を捜査した特別検察官は、フロリダ州の連邦地裁が起訴を棄却したことを不服として控訴しました。

トランプ前大統領が機密文書を違法に所持していた事件を捜査したスミス特別検察官は26日、フロリダ州の連邦地裁が起訴を棄却したことを不服とし、連邦控訴裁判所に控訴しました。

フロリダ州の連邦地裁は、スミス氏が大統領ではなく司法長官に任命され、議会上院での承認も受けていないことから、特別検察官への任命手続きが憲法違反だと判断していました。

これに対し、スミス氏は裁判所に提出した資料の中で「最高裁も含めたこれまでの一連の判決と矛盾している」「司法省やほかの政府機関での長年の慣行に反する」と指摘しました。