パリオリンピックにバレーボール男子日本代表で出場した髙橋健太郎選手が26日、岩手県一関市を訪れ、子どもたちにバレーの指導を行いました。
会場からの歓声を受けて登場したのは、パリオリンピックにバレーボール男子日本代表として出場した髙橋健太郎選手です。

このイベントはバレーボールの魅力を伝えようと、髙橋選手が高校時代に練習試合をしていた一関修紅高校と一関市で鶏肉の生産加工をしている「オヤマ」が企画しました。
髙橋選手は山形県川西町出身で、身長2メートル2センチの高さを生かしたブロックが武器のミドルブロッカーで、パリオリンピックでは日本のベスト8進出に貢献しました。
クリニックでは地元の中高生およそ150人が参加して髙橋選手が持ち味のブロックの指導を行いました。
(髙橋選手)
「僕は手のひら1枚の距離がベストだと思ってプレー(ブロック)してます」
髙橋選手はクイックに対応するためネットにできるだけ近づいてジャンプするなどとブロックのコツを指導。最後には髙橋選手のブロックも披露され会場からは歓声が上がっていました。

(参加した中学生は)
「格が違った、異次元。オリンピックに出られるような選手になりたい」
また、クリニックのあとにはトークショーが開かれ、髙橋選手がパリオリンピックについて振り返りました。
そして髙橋選手から上達のコツが伝えられました。
訪れた人たちは、髙橋選手からの「上達するコツ」や「オリンピックの舞台裏」の話に真剣に聞き入っていました。