岩手労働局が2023年度に受け付けた、職場における民事上のトラブルに関する相談件数はおよそ3800件となりました。
岩手労働局は、労働者と事業主や労働者同士で起きた職場での民事上のトラブル解決に向けて、2001年度から労働相談を受け付けています。
それによりますと、2023年度1年間に寄せられた相談は3822件で、最多だった前の年度を9件下回ったものの、高い水準が続いています。
内容は「いじめ・嫌がらせ」が917件と最も多く、全体の20%ほどを占め、自己都合退職や解雇などが続きます。
岩手労働局は「相談件数は高止まりの状態が続く見込みで適切な助言・指導に努める」と話しています。