皆生ライフセービングクラブ 口田斗哉さん
「父は表立って目立つような行動をする人じゃなかったんですけど、ちゃんと土台となる部分を作ってくれたこと、言葉だけじゃなくて行動で目の前で示してくれるっていうところが、憧れでしたね」

皆生ライフセービングクラブに1999年の発足当初から所属していた保さんは、ドローンを活用した海岸の監視など、全国に先駆けた先進的な取り組みにも積極的でした。
皆生ライフセービングクラブ 野嶋功理事長
「特に週末を中心にドローンを使った監視業務ですね。日本でも先駆けてやってくれたっていうこともありまして、いろんな意味で先駆的なことに関わってくれたメンバーでもありました。」
少しでも早く憧れの父と一緒に、ライフセーバーとして活躍したい…
そんな思いを胸に、中学3年の頃からボランティアとして活動に参加。
高校3年になると、念願だった「ベーシック・サーフライフセーバー」の資格を取得。
地元皆生で父の背中を追いかける日々を過ごしていました。
しかし、ある日のこと。