岩手県一関市発注の公共工事を巡り、2024年度贈収賄事件や官製談合事件が相次いだことを受け、一関市は契約相手などとの禁止行為を定めた職員の倫理規定を策定し、9月から運用を開始する方針です。

これは23日一関市役所で開かれた、市長を本部長とする入札制度等改革本部会議で示されました。
一関市では2024年5月と6月に贈収賄事件や官製談合事件で、職員と元職員が相次いで逮捕されたことから、これまで策定していなかった倫理規定作りに着手しました。
23日示された倫理規定の案は職員の心構えをはじめ、契約相手や利害関係者から金銭や物をもらったり、無償でサービスを受けたりする禁止行為が明記されています。

市は今後内容を整理して9月の運用開始を目指す方針です。