JR西日本は9月から、捨てられる食用油などを原料としたいわゆるバイオ燃料で走る車両を山口県の岩国と徳山を走る岩徳線に導入すると発表しました。

岩徳線の車両2両で9月3日から来年1月31日まで次世代バイオディーゼル燃料を導入します。
次世代バイオディーゼル燃料は使用済みの食用油など生物由来の原料を再生・精製したものです。
従来のディーゼルエンジンにそのまま使えるほか性能もディーゼル燃料と同等で、窒素酸化物など、環境への影響は通常のディーゼル燃料より少ないとしています。
客を乗せての次世代バイオディーゼル燃料による営業運転は全国で初めてということです。
JR西日本中国統括本部広岡研二広島支社長
「しっかり進めていくことが環境に対して有益な取り組みではないかと思っていますので、私たちの鉄道運行を行っていく上の責務としても大事な取り組みではないかと思っています」