福岡市教育委員会が感染の拡大を予防するためとして、すべての教職員に対し、登校前に抗原検査をするよう指示していたことが分かりました。

福岡市東区の青葉小学校は、新型コロナの感染対策として始業式をオンラインで開きました。浦川宣校長は「2学期はスポーツフェスタや修学旅行も予定されています。安全に、そして着実に取り組んでいきましょう」と教室の児童に呼びかけました。

始業式が終わると、児童らは作文や日記など夏休みの宿題を提出し、新学期をスタートさせました。

福岡市教育委員会は29日の始業式にあわせ、市内の教職員約1万人分の抗原検査キットを各学校に配布し、登校前に検査するよう通達していたことがRKBの取材で分かりました。

市教委や各学校に取材したところ、検査はあくまでも任意で、事前の説明で了承を得た教職員のみ検査をしてもらったということです。市教委は、今後も休み明けなどは検査を実施していきたいとしています。