約1か月にわたる夏休みが終わりましたが、この間も新型コロナの感染状況は高い水準が続いています。小児科医は、学校が始まれば再び子供の感染者が増えるとして、早めのワクチン接種を呼びかけています。
福岡市城南区のしんどう小児科です。最近は新規陽性者も減少傾向にあるといいますが、新学期が始まれば再び子供の感染が広がるとみています。
進藤静生院長「大人の場合は、みなさん積極的に接種されたんですけど、子供の場合は積極的に接種されないようです」
この小児科では5才から11才を対象としたワクチン接種を、週2回実施していましたが、予約が埋まらず廃棄する事態となったため、接種日を週1回に減らしたといいます。
5歳から11歳の2回目のワクチン接種率は、全国平均が19.4%なのに対し福岡県は12.4%、7ポイントも下回っています。進藤院長によると、今年はインフルエンザが流行するおそれもあることから、新型コロナワクチンを早めに接種することを推奨しています。
進藤静生院長「感染すると、学校の行事に参加できなくなる。例えば運動会とか遠足とか、6年生になると修学旅行とか。そういうのに参加できなくなることがあるので、僕は接種をされておいたほうがいいんじゃないですかと勧めている」
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