27日午前9時には日本の南の北緯32度25分 (32.4度)東経135度20分 (135.3度)にあって、北北西へ20 km/h (12 kt)の速さで進む見込みです。
中心気圧 970 hPa、中心付近の最大風速 35 m/s (70 kt)、最大瞬間風速 50 m/s (100 kt)の見込みです。

続いて石川気象予報士の解説です。

石川博康 気象予報士
「きょう発生した台風10号、最新の予想では来週火曜日から水曜日にかけて本州を直撃する可能性が出てきました。

台風10号は今後、発達しながら北寄りに進み。来週火曜日27日ごろには強い勢力で日本に近づく見込みです。

気をつけたいのがこの台風10号は、去年、山陰に大きな被害を出した台風7号と同じようなルートをたどるおそれがあるんです。

去年8月、台風7号は西日本を縦断し、鳥取県では非常に激しい雨が同じところで降り続く線状降水帯が発生しました。鳥取市佐治町では橋や道路が崩落し、孤立集落が発生するなど大きな被害が出ました。