アメリカで開かれている民主党の全国大会では、オバマ元大統領とミシェル夫人がハリス副大統領にエールを送りました。女性大統領誕生を阻む「ガラスの天井」は打ち破ることができるのでしょうか?
初の黒人女性大統領候補として、民主党の指名を受けたハリス副大統領。応援のため登場したのは…
記者
「オバマ元大統領が会場に姿を現しました。割れんばかりの歓声があがっています」
アメリカ オバマ元大統領
「アメリカは新しい時代を迎える準備ができている。より良い物語をつむぐ準備ができている。私たちはカマラ・ハリス大統領を迎える準備ができている」
そして、自身のスローガンだった「Yes We Can」を使ってこんなエールを…
アメリカ オバマ元大統領
「Yes She Can!」
また、ミシェル夫人も…
ミシェル・オバマ夫人
「彼女は、これまで大統領職を目指した中で最も適任な一人だ。アメリカよ、希望が戻ってきましたよ」
黒人女性として初めて大統領選挙に出馬したのは、シャーリー・チザム元下院議員。1972年のことでした。
黒人を中心とした支援運動が広がり、民主党の予備選挙では多くの白人男性候補を相手に選挙戦を展開しましたが、結局、大差で負け、大統領候補にはなれませんでした。それから52年。
ハリス副大統領
「これは人々の力による選挙だ。共に新しい道を切り開こう」
8年前、女性初の大統領に最も近づいたヒラリー・クリントン氏は19日の演説で、女性大統領の誕生を阻む見えない障壁「ガラスの天井」にこう言及しました。
ヒラリー・クリントン氏
「“ガラスの天井”の向こう側には、カマラ・ハリスが手を挙げ、アメリカ第47代大統領として宣誓する姿があります」
いま、共和党のトランプ氏を支持率でリードするハリス氏。黒人女性大統領の誕生の可能性をアメリカはどう見ているのでしょうか。
「多くの人は女性大統領を受け入れる準備はできていると思います。私は慎重に期待しています」
「我々が選ぶことで黒人女性大統領は実現します。させなくてはいけないし、できると思います」
「とにかく、ハリス氏が候補者ですので、勝利を願うのみです」
世論調査では、「アメリカは黒人女性を大統領に選ぶ準備ができているか?」との質問に68%が「はい」と答えています。
「政治と人種」の問題に詳しい専門家は。
エモリー大学 ギレスピー教授
「トランプ陣営がハリス批判で人種や性別を利用している事実は、アメリカで人種や性別の問題が依然として大きな要素であることを示しています。ハリス氏が困難にどう対応するのか、その姿が大統領にふさわしいか、有権者が見極めることになると思います」
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