気象庁は21日の午前11時、岩手県の岩手山で山体膨張を示す地殻変動が観測されていて、今後火山活動がさらに高まった場合、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げる可能性があるとする「火山の状況に関する解説情報(臨時)」を発表しました。

県はこれを受けて午後1時半から研究者でつくる検討会を開き、研究者からは岩手山の大地獄谷での水蒸気噴火の可能性を指摘する意見も出ました。

気象庁は22日、機動調査班が大地獄谷周辺で現地調査を行う予定です。