米子市内の米卸の会社。
倉庫の様子を見せてもらうと…例年より倉庫には空きが目立つといいます。

みずほ米穀 古徳幹男 代表取締役
「例年に比べて、普段ですと9月を過ぎても玄米は余るんですけども、今年はもうギリギリで無くなるか、もしかしたら足りなくなる可能性もあります。」

こちらでは、取引先のコメは何とか確保していますが、新規の要望にはまったく応えられない状況だといい、今年度の新米が市場に出るまでは耐えるしかない厳しい状況だということです。
ただ、その新米についても値上げの可能性があるといいます。

みずほ米穀 古徳幹男 代表取締役
「価格の方は近年にないくらい上がると思います。あと量に関してもいろいろと手当をしないとなかなか(確保が)難しい状況になってくると思います。競争が激しいので…」

今後の対策についてJAとっとり西部は、9月に出す作付け計画で作付面積を増やし、生産の安定を図り、収穫量の増加につなげたいということです。