ママクックを経営する酒井商店 酒井英 代表
「今のところは順調にコメは入っております。来年度になりますと、こういう天気ですので多分、量が少ないと思いますので、コメ全体の値段は上がると思います。でもその場合は、弁当の値段もそれに付随して上がっていきますので、やっぱり大盛りというサービスは続けていきたいと思っております。」

農林水産省は、主食用のコメの需要が2024年6月末までの1年間で702万トンと、10年ぶりに前年を上回ったと発表しました。
背景には、コロナ明けのインバウンド客増加などによって、外食産業を中心に需要が増加しているためだということです。

一方で、この需要増加や昨年の猛暑によるコメの品質低下の影響で、民間の在庫は前年から21%減り、156万トンと過去最低水準となっています。

特に鳥取県では、平均を100とするコメの収穫量を示す作況指数で、去年が95となり新潟県と並び全国でワースト1位となりました。
収穫量は減少しましたが、例年通りの需要が続き、結果的に例年より早いペースで、在庫が無くなっているといいます。