貿易ゲームを通して平和について考えてもらおうと、山口県宇部市の高校生がワークショップを企画し、中学生が取り組みました。

宇部高校探究科の生徒が企画したワークショップには、周辺の中学校から3年生17人が参加しました。

取り組んだのは、自由貿易を疑似体験する「貿易ゲーム」です。

第二次世界大戦当時が舞台で資源がある国、借金がある国などに分かれ、最もお金を得たチームの勝ちとなります。

さまざまな条件があるなか、資源などを得るため、戦争や交渉が行われました。

探究科の生徒は戦争を起こすのではなく協力と平和で不幸からの脱却を目指し「EU」が設立されたことを例に挙げ、平和について説明しました。

参加した中学生
「国の平和を重視するか、戦争で自分たちが勝つことを重視するかというのを考えている時が特に楽しかったです」

企画した高校生 星野心愛さん
「みんなで協力しながら平和について考えてもらえたので、よかったと思います」

宇部高校では今後も平和について考える取り組みを行っていきたいということです。