2024年の秋に高校生が開発に携わった人工衛星の打ち上げが行われるのを前に、15日、花巻市で打ち上げの成功を祈願しました。



このプロジェクトは、宇宙をテーマに花巻を盛り上げようと設立された「SPACEVALUE」と東京の宇宙産業総合サービス「SpaceBD」が中心に2020年から企画・開発を行ってきたものです。
15日は花巻市で関係者や開発に携わった花巻北高校の生徒などが集まり、打ち上げの成功を祈願しました。


打ち上げられる超小型人工衛星は、宮沢賢治の童話から「YODAKA」と花巻北高校の生徒が命名し、2024年4月に完成しました。
また、生徒たちは岩手県内外やアメリカなどから集めた短歌を地上の通信機から人工衛星へ送り、組み合わせるという衛星の宇宙空間でのミッションも考えました。
プロジェクトには地域の企業も参加していて、宇宙を組み合わせた観光や産業による地域の活性化や、人材育成なども期待されます。

花巻オリジナルのミッションを携えた「YODAKA」は2024年の秋に打ち上げられ、2025年1月から宇宙空間でミッションが行われる予定です。