ハンセン病をめぐる差別や偏見の解消などに向けた県の協議会が開かれ、今年10月に第1回目となるシンポジウムを開催することを決めました。

「県ハンセン病問題解決推進協議会」は国の誤った隔離政策による差別や偏見の解消、生活支援の充実などに向け話し合うもので、県や回復者、関係団体で構成されています。

▽沖縄ハンセン病回復者の会 平良仁雄共同代表
「誰一人取り残さない沖縄県作りのために皆さん一緒に頑張ろうではありませんか」

シンポジウムでは当事者らによる講演や識者を含めたパネルディスカッションを通し県民に広くハンセン病問題を周知し、回復者やその家族が地域で安心して暮らせる社会の実現を目指します。

シンポジウムは10月18日の午後2時から4時半まで那覇市の琉球新報ホールで開催される予定です。