原爆の悲惨さについて知り、平和の尊さを考えるパネル展が盛岡市で開かれています。

会場となった盛岡市中央公民館では、広島と長崎に落とされた原子爆弾の惨状を捉えた写真など40点ほどが展示されています。
このうち中国新聞社のカメラマン松重美人さんが撮影した、広島の爆心地からおよそ2.2キロの御幸橋にうずくまる人々の写真は、79年前の8月6日当日の市民を捉えたものです。

こうした取り組みは盛岡市が1984年に非核平和都市を宣言した翌年から毎年行われていて、2024年は中央公民館など3か所で18日まで開かれています。

市は市民が会場に足を運ぶことで、平和の尊さを考える機会にしてもらいたいとしています。