現場で話を聞いていると、地表近くを飛ぶ物体が…。まさか? 着地した場所とみられる場所にそっと近づくと、剛くんが持っていた虫取り網をひと振り。

剛くん:「カワラバッタ ゲットしました」
記者:「ほんとに?みたいみたい!すごい!

剛くん:「またつかまえられるとは思っていなかった。うれしいです」

剛くんも撮影していた記者もおおはしゃぎ。
奇跡の2匹目をゲットしました。
しかし、せっかく捕まえた「カワラバッタ」をどうするのか聞くと…。

剛くん:「このバッタは逃がします。絶滅危惧種だから生態系には逃がした方がいいんじゃないかなと思うので。一匹目も、絶滅危惧種だから東京に持って帰ってはだめだと思うので、帰る前に逃がします」

剛くんは、小さいころからおじさんの影響で昆虫採取にはまりました。毎日のように河川敷などに出かけ、虫を捕まえては自宅に持ち帰り、図鑑などで種類や生態を熱心に調べる研究家。特にバッタは大好きです。

絶滅のおそれのある「カワラバッタ」。剛くんは「絶滅しないでね」と願いながら、捕まえたバッタとお別れしました。残る夏休み、どんな「珍バッタ」たちとの出会いが待ち受けているのでしょうか。剛くんの冒険はまだまだ続きます。