スニーカーやユニフォームの限られたスペースをキャンバスとして、自分自身のイメージをデザイン。その後、手作業で、1つひとつの色を塗り込んでいく。これまでに外間さんが手がけた作品は300以上もある。

今回特別に、RBCの新キャラクター「あーるびーしーさー」をデザインしたスニーカー制作を依頼したところ…

まずパソコンで脳内のイメージを次々と具現化していくZOさん。10分とかからず、あっという間に見本が出来上がった。

ーどうやって瞬時にデザインできる?

▽カスタムデザイナーZOさん(外間拓蔵さん)
「もう、慣れ…(笑)。一応、色のデザインって、3色くらいがちょうどいいって言われていて、あまり使いすぎるとごちゃごちゃになっちゃうので」

その後、実際のスニーカーにキャラクターを描き、色を付けていく…

▽カスタムデザイナーZOさん(外間拓蔵さん)
「箱を開けた瞬間のその人の表情や、喜ぶ瞬間にやりがいを感じる。バスケットのプレーを教える方はたくさんいると思いますし、それは僕の仕事ではないと思っていて、ワークショップなどで少しずつではありますけど、色々な人に絵を描く楽しさを伝えていきたいなと思っています」

バスケットボールへの思いを筆に乗せスニーカーに描くZOさんの作品は、スポーツにまた新たな彩りを加えていくー

<記者MEMO>
実際に、デザインいただいたシューズがこちらです。今後は那覇などで自身のお店を持ちたいと話しているZOさん。ワークショップなどでカスタムの世界を広めたいと話していました。
(取材:片野達朗)