今月8月に発生した、あるいは発生する見込みの4個の台風(5号~8号)はすべて、発生後、そのままほぼ北上し関東や東北を襲う似たようなコースを進む見込みです。

暑すぎる夏が要因となり、かつて”台風銀座”と呼ばれた九州から離れたコースが近年増えています。

過去の上陸回数は鹿児島県がトップ

月別の一般的な台風進路(図1)

本来、台風は夏の高気圧のヘリ(縁)を進みます。(図1)

都道府県別 台風上陸数(図2)

このため日本付近では、九州から本州に北東方向に進むことが多く、過去の台風上陸数は鹿児島県が43回と極端に多くなっています。(図2)

このため、かつて九州は「台風銀座」と呼ばれました。