愛媛県の松山城城山で土砂災害が発生してから、12日で1か月です。
さらなる土砂災害への不安がぬぐえない中、住民は、大雨などの際に防災情報がきちんと届くのかどうか懸念しています。
先月12日の土砂災害前の対応について、松山市は前の日の夕方に避難の呼びかけを行い、一定の周知をしたと説明しています。
松山市・川崎正彦防災危機管理部長
「土砂災害の警戒区域に住んでいる方や山際に住んでいる方には、土砂災害のおそれがあるので、安全な親戚や知人の家に避難できない方は避難所に避難してください、ということをはっきり申し上げている。だからその時点で一定の周知はさせて頂いているという風な状況です」
市によりますと、前日の午後4時台に防災行政無線を使って2回、呼びかけを行い、現場からおよそ400メートル離れた東雲公園のスピーカーからアナウンスが流れたということです。
しかし…。
現場近くのマンションの住民(80)
「全く気が付かなかったですね。距離が遠すぎるのと、大雨が降っている時だから聞こえなかったです」
市は、他にも公式ラインやX、防災アプリなど11の情報伝達手段で呼びかけたと説明していますが、災害発生前に避難した人はゼロだったということです。
現場近くのマンションの住民(80)
「我々は携帯電話をうまく使えない。だからラインを使って色々と情報を得たりするっていうようなことは、我々の年代ではまず無理です」
さらなる土砂災害にどう備えるのか、住民への防災情報の伝達や避難の呼びかけに大きな課題が残されたままです。
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